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ナポリ歴史地区スパッカナポリを散歩してみよ
ナポリ歴史地区にはDecumani(デクマーニ)と呼ばれている三つの大きな通りがあって、それを繋ぐ小さな通りがいっぱいあります。
この通り古代ローマ時代よりも古いギリシャ時代、紀元前6世紀くらいからある通りなんです!
Decumaniという名前は古代ローマ時代につけられました。
この三つの通りはDecumani superiore(デクマーニ・スーペリオーレ)、Decumani maggiore(デクマーニ・マッジョーレ)、Decumani inferiore(デクマーニ・インフェリオーレ)と呼ばれていてスパッカナポリはこのデクマーニ・インフェリオーレのことです。
スパッカナポリのスパッカはイタリア語のSpaccare(スパッカーレ)分割する、割れるという意味です。
その通りスペイン地区から中央駅までまっすぐ道が続いてナポリが真っ二つに割れているんです。
ヴォメロ地区からパカっと分かれているのが良く見えます!
ちょっと余談ですが、Spaccareという単語「流行る」とかそういう時にも使ったりします。スパッカナポリは前に紹介したジェズ広場やパラッツォ・ヴェネツィアもある通りです。
サンタ・キアーラ教会を抜けるとナポレターノが大好きなチョコレート屋さんガイオデン。
ナポリのヴェスヴィオ山やナポリの景色のカワイイ箱もあるのでお土産にも!
ジェラートも美味しいですよ。
観光に来た方を案内すると、ほとんどの方が「スパッカナポリって狭いんですね」と言います。
すごい広い通りを想像する人が多いみたいですが、昔の通りなのでそんなに幅広くはないです。
1400年代、1500年代の貴族の屋敷、歴史的に有名な建物もいっぱい。
これから紹介していきたいと思うので、知って歩くとなお楽しい!
ベネデット・クローチェ通りを歩いていくと、日本語学科が有名なナポリ東洋大学があるサン・ドメニコ・マッジョーレ広場がでてきます。
名前の通りサン・ドメニコ・マッジョーレ教会があり、バールもたくさんありこの広場を見ながらコーヒーを飲めます。
昼も夜も学生さん達でいっぱいです。
Ministeriale(ミニステリアーリ)というお菓子が有名です。
ナイル川の神の銅像のあるPiazzetta Nilo(ピアッツェッタ・ニーロ小広場)が見えたら、ベネデット・クローチェ通りが終わり、サン・ビアッジョ・アイ・リブライ通りになります。
ピアッツェッタ・ニーロ小広場のすぐ前にあるバール。
マラドーナの髪の毛を祭ってある(笑)バールです。
少し歩くとクリスマスの時期には一方通行の通りになるプレセーペ・ナポレターノで有名なサン・グレゴリオ・アル・メーノ通りがあります。
その通りの近くになると、プレセーペに飾るものや、お土産屋さんが増えてきます。
カンパーニア州のハチミツを売っているはちみつ屋さん。
種類も豊富でお土産に最適な小さなハチミツも売ってます!
魚屋さんで、選んでその場でフリットにしてくれたり調理してくれます。
魚屋さんだから新鮮なお魚で調理してくれるからうれしい
フリット屋さんのいっぱいあります。
ナポリ人揚げ物大好き!
立ち食い、食べ歩きしながらスパッカナポリを歩くのもナポリっぽい
古本もお手頃なお値段で売ってます。
掘り出し物が見つかるかも。
Palazzo Diomide Carafa
ロレンツォ・イル・マニーフィコがプレゼントした馬の像。
ドナテッロが作ったと言われてます。
本物は考古学博物館に展示されています。
まだまだ紹介したいところがいっぱいのスパッカナポリ。
一つ一つはまた個別に詳しく紹介したいと思います。
食べても見ても楽しいスパッカナポリ、是非ナポリに来たら行ってみてくださいね!
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